浮気調査料金をもっと詳しく
浮気調査の料金形態は各探偵社によって違いがあります。最近では大手の探偵社を筆頭に調査料金を簡単にわかりやすく表示するようになりました。そもそも何で調査料金が複雑になっているのかは、探偵の業務が複雑であり尾行調査を例にあげても「人の行動は予測外に動く」ことなのです。
突然空港で旅客機に乗り東京から北海道に行くケースや、復数の女性と付き合っているため行動の予測がつかずに調査が難航するときもあります。その都度予測外の行動に対応していくと追加料金が掛かるために調査が終了してからでないと最終的に支払う金額がわからないのです。
支社を持つ大手の場合は、追加なしで柔軟に動くことができますが、法人経営じゃない個人の探偵事務所の場合は赤字になってしまいます。
探偵の料金単価
1時間/1名/1台=◯円
1日/調査員数、車両台数制限なし=◯円
成功報酬
探偵の料金単価をわかりやすく説明しますと。時間単価と1日単価があります。時間単価の場合は調査してもらいたい時間を指定すれば、その時間だけの料金しか掛からないのでお得感はあります。逆に1日単価は人数を必要とする調査や日数が掛かる調査の場合は有利に動いて頂けます。
調査料金平均金額
料金単価 | 料金(平均金額) | 合計(2名以上5h~6hの調査) |
---|---|---|
1日単価 | 100.000円~120.000円 | 120.000円 |
時間単価 1時間 | 1名/1台 8.000円~15.000円 | 180.000円 |
上記の平均金額を比べてみると一目瞭然です。時間単価は一見安く思ってしまうのですが、合計金額を見ると1日単価の方がお得と言うことがわかります。時間単価の場合は1時間あたりの単価が安ければ安いほどお得になりますが、調査状況によって人数が必要なケースでは高くついてしまいます。
例えば、出口が3つある建物から尾行をする場合は最低でも3人必要になります。時間単価は1名からですから1時間単価×3となってしまいます。簡単な調査や短時間の調査であれば時間単価をおすすめいたします。
そうでない場合は1日単価のほうが割安となるでしょう。
成功報酬
成功報酬には各探偵の定義があり、 料金単価は時間単価を取り入れているところが殆どです。成功報酬は最初に着手金を支払います。その後に調査が成功すれば成功報酬として残金を支払います。依頼者が支払うのは《着手金》+《成功報酬》となります。探偵側は万が一調査が失敗しても着手金だけは手元に残ります。
もう一つに【完全成功報酬】というのがあります。これは皆さんが想像している成功報酬で、証拠が取れなければ支払額が0円となります。ただし、経費は実費で支払う場合が多いので全くの0円ということではありません。この着手金+成功報酬制は弁護士が取り入れている料金算定方式で、従来の弁護士費用としてかなりメジャーな料金制度になります。調査結果や料金に不安を持っている方にはおすすめです。
調査料金の経費
調査料金とは別に掛かる経費の内訳について説明していきます。
主な経費内訳
機材費 | 報告書作成費 | 交通費 |
---|---|---|
撮影機材、調査機材、メディア消耗費 |
報告書作成費
|
車両代、ガソリン代、駐車場代、高速代
|
※上記の他に諸経費が掛かります。
大手有名探偵社の原一探偵事務所の料金表を例に上げて見るとわかりやすいと思いますので、参考にして下さい。
原一探偵事務所料金表
調査料金 | 1日80,000円 (調査員数、車両台数制限なし) |
---|---|
基本料金 | 40,000円 (諸経費、機材代金、交通費、報告書作成費) |
1日の調査料金 | 調査料金80,000円+基本料金40,000円=120.000円 |
原一探偵事務所さんの場合は、1日単価をベースに基本料金として40.000円が掛かります。その中に調査時に掛かる経費が全て含まれていますので、後々に追加料金が請求されることがありません。
まとめ
安い料金単価の場合はこの経費が含まれていないケースが多いですから、最終的にいくらになるのか見積もり時にきちんと話を聞く事が必要です。この事は、探偵業法の重要事項説明書の交付にあるように「契約の事前に依頼者が支払う金額の概算額が記載してある書面を渡さなければいけません。」となっていますので聞いていない事や書面に記載していない金額を請求されても支払う義務はありません。
トラブルを避けるためには、安い金額だけで探偵を選ぶことは止めましょう。